眠りが浅い、夜中に何度も目が覚める、朝すっきり起きられない、眠っても疲れが取れないなど、睡眠の不調でお悩みの方へ。
睡眠の不調には、生活習慣や睡眠環境だけでなく、不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸、むずむず脚症候群などの睡眠障害や、身体・精神面の疾患が背景にある場合があります。
はりきゅう専門 澤田鍼灸院では、「眠れない=自律神経の乱れ」と決めつけず、これまでの経過、医療機関での診断・検査・治療、服薬状況、現在の身体の状態、日常生活まで確認しながら鍼灸施術を行っています。
柏原本院/大阪市・難波分院でご相談いただけます。
睡眠時間だけでなく「睡眠休養感」も大切です
睡眠については、「何時間眠ったか」だけではなく、朝起きたときに睡眠で休養がとれている感覚があるかどうかも大切です。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠時間を睡眠の量の指標とした場合、睡眠で休養がとれている感覚(睡眠休養感)は睡眠の質を反映する指標とされています。
睡眠休養感は、睡眠時間だけではなく、睡眠環境、生活習慣、嗜好品、睡眠障害の有無など、さまざまな要因の影響を受けます。
▶ 厚生労働省「睡眠対策・健康づくりのための睡眠ガイド2023」
このような睡眠の不調はありませんか?
- なかなか寝つけない
- 眠りが浅いと感じる
- 夜中に何度も目が覚める
- 一度目が覚めると再び眠りにくい
- 朝早く目が覚めてしまう
- 朝起きることがつらい
- 十分に寝たつもりでも疲れが取れない
- 日中の眠気が強い
- 休日も疲れて活動しにくい
- 身体の緊張が抜けず、寝るときも力が入っている
- 動悸や息苦しさなど、ほかの身体症状もある
同じ「眠れない」という訴えでも、その背景や状態は一人ひとり異なります。
当院では、睡眠時間だけを見るのではなく、夜間の状態、朝の身体状態、日中の活動性、疲労感、仕事や休日の過ごし方なども含めて確認します。
睡眠の不調が続く場合は医療機関での確認も重要です
睡眠の不調は、生活習慣や睡眠環境だけが原因とは限りません。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、十分な時間眠れない、睡眠で休養感が得られない、日中の眠気が強いなどの症状が続き、日中の生活に影響している場合には、睡眠障害が背景にある可能性を考え、医療機関へ相談することが示されています。
代表的なものとして、不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸、むずむず脚症候群、周期性四肢運動障害などがあります。
特に、
- 大きないびきがある
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された
- 日中に強い眠気があり、仕事や運転に支障がある
- 十分な睡眠時間を確保しても強い眠気や疲労が続く
- 睡眠の不調が長期間続き、日常生活への影響が大きい
といった場合には、鍼灸だけで判断せず、医療機関での診察・検査をご検討ください。
澤田鍼灸院では、医療機関での診断や治療と鍼灸を対立するものとは考えていません。必要な医療を受けながら、そのうえで現在の身体の状態を確認していくことを大切にしています。
睡眠だけでなく、日中の身体や生活まで確認します
睡眠の不調がある方では、睡眠以外にも複数の身体症状がみられることがあります。
当院では、初回に睡眠について確認するだけでなく、必要に応じて次のような項目も確認します。
- 症状が始まった時期とこれまでの経過
- 寝つくまでの時間
- 夜中に目が覚める回数
- 起床時の身体状態
- 日中の眠気や疲労感
- 休日の活動性
- 動悸や息苦しさ
- 身体の緊張やこわばり
- 首・肩・背中の状態
- 胃腸や排便の状態
- 発汗や熱感
- 仕事・学校生活への影響
- 医療機関での診断・検査・治療
- 服薬状況
さらに、姿勢、身体の動き、関節可動域、筋緊張、脈診、腹診など、実際の身体の状態も確認しながら施術を組み立てます。
施術直後だけでなく、その後の生活の変化をみます
当院では、施術直後に身体の動きや緊張に変化があったとしても、それだけで経過を判断することはしていません。
次回来院時に、
- 寝つきはどうだったか
- 夜中に何回目が覚めたか
- 朝の身体状態はどうだったか
- 日中の疲労感や眠気はどうだったか
- 仕事中の状態はどうだったか
- 休日に活動できたか
- 動悸や呼吸、身体の緊張などはどうだったか
など、実際の日常生活でどのような変化があったかを確認します。
睡眠の変化だけでなく、「日中をどのように過ごせているか」まで継続して確認することを大切にしています。
澤田鍼灸院の鍼灸施術
同じ睡眠の不調でも、身体の状態や背景は一人ひとり異なります。
当院では、現在の身体の状態を確認したうえで、どこに施術する必要があるのか、どの経穴・道具を選択するのか、どの施術手法・手技を用いるのかを考えながら、一人ひとりの施術を組み立てています。
鍼を深く刺すことや、多くの場所へ施術すること自体を目的とはしていません。
刺さない鍼や細い鍼、痕の残りにくい灸なども使用し、その日の身体の状態に応じて施術方法を選択します。
睡眠の不調と自律神経に関わる症状が重なっている場合
睡眠についてご相談いただく方の中には、動悸、息苦しさ、発汗、身体の緊張、倦怠感、胃腸の不調など、複数の症状が重なっている方もおられます。
ただし、これらの症状があるからといって、すべてを「自律神経の乱れ」が原因と判断することはできません。
医療機関での診断・検査内容も確認しながら、睡眠以外の身体症状や日常生活の状態についても経過をみていきます。
実際の施術症例
約7年間続いた眠りの浅さ・動悸・息苦しさ・音への過敏さ|30代男性
約7年前から、眠りの浅さ、中途覚醒だけでなく、動悸、息苦しさ、身体の緊張、倦怠感、発汗、身体に熱がこもる感覚、排便の不調、音への過敏さなど、複数の不調が続いていた30代男性の症例です。
2026年3月22日から週1回程度で施術を行い、睡眠だけではなく、呼吸、身体の緊張、休日の活動性、外出時の状態、発汗、排便などについても継続して経過を確認しました。
初診から約3週間後には、本人から「夜中に目が覚める回数が減った」「呼吸が以前よりゆっくり、深くなった感覚がある」「休日に身体を動かしやすくなった」などの変化が報告されました。
さらに経過を確認する中で、以前は外出時にほぼ常に使用していたイヤホンを、本人が振り返った際に「約2か月、家から持ち出していなかった」ことにも気づかれました。
すべての症状が消失したわけではなく、疲労感や眼精疲労などがみられることもあるため、現在も身体状態と日常生活の変化を確認しています。
▶ 30代男性・睡眠、動悸、息苦しさ、音への過敏さの症例を詳しく見る
コロナ後遺症として続いていた咳・不眠の症例
長期間続く咳と、入眠しにくい・夜間に目が覚めるなどの睡眠の不調について来院された症例です。
睡眠だけではなく、咳、呼吸、首・肩・背中のこわばりなど、身体全体の状態を確認しながら経過を追っています。
※掲載している症例は、一症例の臨床経過です。施術後の反応や経過、必要な期間・回数には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
よくあるご質問
眠りが浅いのですが、鍼灸を受けられますか?
ご相談いただけます。
ただし、眠りが浅くなる背景にはさまざまな要因があります。これまでの経過、日中の状態、医療機関での診断・治療、服薬などを確認したうえで、現在の身体の状態をみながら施術を行います。
夜中に何度も目が覚めます。中途覚醒でも相談できますか?
ご相談いただけます。
中途覚醒は不眠症だけでなく、閉塞性睡眠時無呼吸などでもみられる場合があります。いびきや睡眠中の無呼吸を指摘されている場合、日中の強い眠気がある場合などは、医療機関での評価も重要です。
病院で治療中・服薬中でも鍼灸を受けられますか?
医療機関で治療を受けながら当院へ通院されている方もおられます。
現在受けている治療や服薬内容を確認しながら施術を行います。薬の中止・減量・変更については、自己判断ではなく主治医へご相談ください。
何回くらいで睡眠は変わりますか?
必要な回数や期間は、症状の程度、続いている期間、背景となる疾患、年齢、身体の状態、生活環境などによって異なります。
比較的早い段階で睡眠や身体状態に変化がみられる方もいれば、長期間不調が続いている場合など、時間をかけて経過を確認する必要がある方もおられます。
初回の状態と、その後の反応・日常生活の変化を確認しながらお伝えします。
睡眠時間が取れていれば問題ありませんか?
睡眠時間だけでは判断できません。
厚生労働省の睡眠ガイドでも、睡眠時間とともに、睡眠で休養がとれている感覚(睡眠休養感)が重要とされています。
当院でも、睡眠時間だけでなく、起床時の状態、日中の疲労感や眠気、活動性などを確認しています。
鍼が苦手でも受けられますか?
当院では、刺さない鍼や細い鍼など、複数の道具を身体の状態に合わせて使い分けています。
鍼が怖い、痛みに敏感など、不安がある場合は初回にお伝えください。
大阪・柏原で睡眠の不調についてご相談ください
はりきゅう専門 澤田鍼灸院では、柏原本院および大阪市・難波分院で施術を行っています。
眠りの浅さや中途覚醒だけではなく、疲労感、動悸、息苦しさ、身体の緊張など、複数の不調が重なっている場合もご相談ください。
これまでの経過や医療機関での診断・治療内容も確認しながら、現在のお身体の状態をみていきます。
はりきゅう専門 澤田鍼灸院
執筆・監修:澤田侑輝(はり師・きゅう師)
※本ページは、睡眠に関する一般的な情報と当院での施術方針をご紹介するもので、医師による診断・治療の代わりとなるものではありません。
※睡眠の不調が続く場合や日常生活への影響が大きい場合には、医療機関での診察・検査をご検討ください。
※鍼灸施術後の反応や経過、必要な期間・回数には個人差があります。