突然の強い不安や恐怖とともに、動悸、息苦しさ、吐き気、めまいなどの身体症状が現れるパニック障害(パニック症)でお悩みの方へ。
パニック障害では、発作そのものだけでなく、「また発作が起こるのではないか」という不安や、電車・飛行機・人混み・慣れない場所などを避けるようになることで、仕事や外出など日常生活に影響が広がることがあります。
はりきゅう専門 澤田鍼灸院では、精神科・心療内科など医療機関での診断・治療を大切にしながら、身体の緊張、睡眠、呼吸、動悸、吐き気、疲労感などを確認し、一人ひとりの身体の状態に合わせて鍼灸施術を行っています。
柏原本院/大阪市・難波分院でご相談いただけます。
パニック障害(パニック症)とは
パニック障害では、突然、強い不安や恐怖とともに、動悸、発汗、息苦しさ、胸部の不快感、吐き気、めまいなど、さまざまな身体症状を伴うパニック発作が起こることがあります。
発作を経験した後、「また起こるのではないか」という不安が続いたり、発作が起きた時に逃げにくい場所や助けを得にくいと感じる状況を避けるようになったりする場合があります。
症状の現れ方や生活への影響には個人差があります。
動悸・息苦しさなどは、身体疾患との区別も重要です
動悸、息苦しさ、胸部不快感、めまい、吐き気などは、パニック発作だけにみられる症状ではありません。
循環器疾患、呼吸器疾患、内分泌疾患など、身体の病気でも同様の症状が起こる可能性があります。そのため、初めて強い症状が出た場合や、これまでと異なる症状が現れた場合には、自己判断せず医療機関で評価を受けることが重要です。
特に、強い胸痛、著しい呼吸困難、失神・意識障害などがある場合には、鍼灸院への相談よりも救急を含む医療機関での対応を優先してください。
医療機関での診断・治療を大切にしています
成人のパニック症については、日本不安症学会・日本神経精神薬理学会による「パニック症の診療ガイドライン」が公開されています。
医療機関では、症状や経過、身体疾患や薬物など他の原因の可能性を確認したうえで診断され、状態に応じて薬物療法や精神療法などが検討されます。
澤田鍼灸院では、これらの標準的な医療を鍼灸に置き換えるものとは考えていません。医療機関での診断・治療内容や服薬状況を確認しながら、身体面への鍼灸施術を行います。
パニック障害でみられることのある症状
- 突然の強い不安・恐怖感
- 動悸
- 息苦しさ、呼吸がしにくい感覚
- 胸部の不快感
- 吐き気、胃の不快感
- 発汗
- 震え
- めまい、ふらつき
- 喉が詰まるような感覚
- 現実感が薄れるような感覚
- 「また発作が起きるのではないか」という不安
- 電車、飛行機、人混み、慣れない場所などへの不安
すべての方に同じ症状が現れるわけではありません。
澤田鍼灸院で確認すること
当院では、「パニック障害にはこの経穴」というように、診断名だけで施術内容を決めません。
初回には、
- いつ頃から症状が始まったか
- 発作が起こりやすい状況
- 動悸・息苦しさ・吐き気などの身体症状
- 不安感や緊張が強くなる状況
- 電車、飛行機、車、人混みなどでの状態
- 睡眠や中途覚醒、悪夢などの有無
- 首・肩・胸郭周囲などの緊張
- 疲労感
- 胃腸の状態
- 仕事や外出など日常生活への影響
- 医療機関での診断・検査・治療歴
- 服薬内容
などを確認します。
そのうえで、姿勢、身体の動き、関節可動域、筋緊張、脈診、腹診など、実際の身体の状態を確認し、施術内容を組み立てます。
発作の有無だけではなく、日常生活の変化を追います
パニック障害では、「発作があった・なかった」だけで経過を判断すると、生活全体の変化を捉えにくい場合があります。
当院では、
- 外出できる範囲がどう変化したか
- 電車や飛行機などを利用できたか
- 仕事や日常生活をどのように過ごせたか
- 動悸や吐き気を以前ほど意識しなくなったか
- 睡眠はどう変化したか
- 身体の緊張や疲労感はどうだったか
など、その後の生活の変化も継続して確認します。
澤田鍼灸院の鍼灸施術
身体の状態を確認したうえで、どこに施術する必要があるのか、どの経穴・道具を選択するのか、どの施術手法・手技を用いるのかを考えながら、一人ひとりの施術を組み立てます。
鍼を深く刺すことや、多くの場所へ施術すること自体を目的とはしていません。
刺さない鍼や細い鍼、痕の残りにくい灸なども使用し、その日の身体の状態や刺激への反応を確認しながら施術方法を選択します。
自律神経に関わる身体症状を伴う場合
パニック障害では、動悸、発汗、息苦しさ、吐き気などの身体症状を伴うことがあります。
一方で、それらの症状をすべて「自律神経の乱れ」と決めつけることはできません。
必要な医療機関での評価を受けたうえで、当院では身体の緊張、睡眠、呼吸、胃腸の状態、疲労感などを含めて経過を確認します。
実際の施術症例
吐き気・動悸・不安感・非現実感などがあった20代男性
吐き気、動悸、不安感、非現実感、集中力の低下、睡眠の問題など、複数の症状に悩まれていた20代男性の症例です。
約6か月にわたり継続して施術と経過確認を行い、本人から、パニック発作の頻度、吐き気・動悸・不安感、睡眠、集中力などについて変化が報告されました。
症例記事では、初診時の状態からその後の経過、患者さんご本人の声まで掲載しています。
飛行機や慣れない場所などで発作・不安が起こりやすかった40代女性
飛行機や慣れない場所など、特定の状況で発作や強い不安が起こりやすかった40代女性の症例です。
日常生活の中で、どのような場面で症状が出るのか、その後どのような場面を過ごせるようになったのかなどを継続して確認しました。
※症例は患者さんご本人の許可を得たうえで、一症例の臨床経過として掲載しています。施術後の反応や経過には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
よくあるご質問
パニック障害と診断されています。鍼灸を受けられますか?
ご相談いただけます。
医療機関での診断、現在受けている治療、服薬内容などを確認したうえで、身体の状態をみながら鍼灸施術を行います。
薬の中止や減量・変更については、自己判断せず主治医へご相談ください。
薬を飲んでいても鍼灸を受けられますか?
服薬中でもご相談いただけます。お薬の名称や服用状況を確認しますので、お薬手帳などがあればお持ちください。
当院から処方薬の中止・変更を指示することはありません。
動悸や息苦しさがありますが、パニック発作か分かりません
動悸や息苦しさは、パニック発作以外の身体疾患でも起こります。
特に初めての症状、強い症状、これまでと異なる症状の場合は、まず医療機関で評価を受けてください。
飛行機や電車、人混みなどが不安です
パニック障害では、特定の場所や状況への不安が強くなる場合があります。
当院では、発作の有無だけではなく、実際にどのような場所へ行けたか、外出や仕事など日常生活がどのように変化しているかも確認します。
何回くらいで変化しますか?
必要な回数や期間は、症状の程度、発症からの期間、身体の状態、生活環境、医療機関での治療状況などによって異なります。
比較的早い段階で身体や生活に変化がみられる場合もあれば、長期間症状が続いている場合など、時間をかけて経過を確認する必要がある場合もあります。
大阪・柏原でパニック障害に伴う身体の不調についてご相談ください
はりきゅう専門 澤田鍼灸院では、柏原本院および大阪市・難波分院で施術を行っています。
これまでの診断・治療内容を確認し、パニック発作だけでなく、動悸、息苦しさ、吐き気、睡眠、身体の緊張、疲労、外出や仕事など日常生活の状態まで含めてお身体を確認します。
はりきゅう専門 澤田鍼灸院
執筆・監修:澤田侑輝(はり師・きゅう師)
※本ページは、パニック障害(パニック症)に関する一般的な情報と当院での施術方針をご紹介するもので、医師による診断・治療の代わりとなるものではありません。
※強い胸痛、著しい呼吸困難、失神・意識障害などがある場合や、これまでにない強い症状が突然現れた場合には、鍼灸院より医療機関への受診を優先してください。
※鍼灸施術後の反応や経過、必要な期間・回数には個人差があります。